最近は全然大丈夫だったのに、突然痛みが出てきた、、、
その理由について坐骨神経痛の専門家が解説します
「1ヶ月前に、急にお尻が痛くなったんだよね…今までは腰の痛みすら無かったのに」
こんなお問合せをいただくことがよくあります。
前提として、何も予兆がなく突然出てくる痛みには、何かしら怪我や病気などの問題が原因で痛みが出ている可能性が高いので、まずは医療機関の受診を強くお勧めしています。
ですが、大半の方が、病院でレントゲンやMRI検査をしても明確な原因がわからなかったり、ヘルニアや狭窄症などの異常がみつかったけど、すぐに手術による治療となるケースは少なく、大半は痛み止めや湿布などで様子を見ましょう、となることがほとんどかと思います。
病院でもそこまで原因がはっきりしないと、果たして突然でてきたこの痛みの原因はなんなのか、不安になりますよね?
当院では、そういった方からの問い合わせがとても多い傾向にあります。
今日は、あなたの体で一体何が起きているのか?
なぜ「急に」痛くなったのか?
その謎を、分かりやすくお話ししたいと思います。
◾️「急な痛み」に見えても、実は…?
実は私は元々消防士として消防署で働いていました。
当然火事の現場にはよく行ったわけですが、今考えると
火事と痛みって全く別のことのように思えて、さまざまな共通点があるんです。
その経験から、痛みのメカニズムを「家の火事」に例えて説明させていただこうと思います。
「1ヶ月前に急に痛くなった」
これは、火事で言えば「突然、ボヤ騒ぎが起きて火が出た」状態です。
多くの人は、
「変な寝方をしたのかな?」
「重い物を持ったからかな?」
と、火が出た「きっかけ(火種)」ばかりを気にしてしまいます。
でも、本質的に重要な点はそこではないんです。
一番の問題は、火種そのものではなく、その家の中が、「どれだけ火事が起きやすい状態だったか」なんです。
それは、
整理整頓されている綺麗な家と、
ゴミや物が多く汚れている家とで考えるとわかりやすいです。
◾️痛みが治りにくい体 = ゴミや汚れが多い家
ゴミや物が多く、掃除が行き届いていない家というのは、非常に火事になるリスクが高いと言われています。
例えば、「うっかり鍋の火を消し忘れて出掛けてしまった」とします。
もちろん、あってはならない不注意です。
ですが、もしその部屋がきちんと整理整頓されていて、火の周りに燃える物がなければどうでしょうか?
ボヤ騒ぎで済むか、自然に鎮火して、すぐに家全体が燃え広がる可能性は低くなります。
ところが、これが「ゴミや荷物が山積みの家」だったらどうでしょう?
足の踏み場もないくらい物が溢れていたら?
鍋の火という「小さな火種」が落ちただけで、周りのゴミに引火し、一気に燃え広がって大火事になってしまいますよね。
◾️ここ1ヶ月の痛みは「突然起きたこと」ではない
これをあなたの体に置き換えてみてください。
「家の中のゴミ」とは、体に溜まった「疲労や負担」のことです。
つまり、あなたの痛みは「1ヶ月前に急に悪くなった」のではありません。
「何年もかけて溜め込んだゴミ(疲労や負担)が、たまたま1ヶ月前のタイミングで限界を超えて発火した」
というのが、その痛みの本当の正体なんです。
◾️病院の検査で見ているのは「柱」の状態
「病院で検査しても異常なしと言われた」 これは、家でいうの「柱(骨)」は折れておらず、建物自体は無事だということです。
でも、レントゲンには「部屋に散らかったゴミ(疲労や筋肉のコリ)」までは写りません。 柱が丈夫でも、部屋の中がゴミだらけなら、火事は起きてしまうのです。
◾️「新しい家具」を買うより、まずは「ゴミ出し」を
では、どうすればこの火事(痛み)は収まるのでしょうか?
焦って「体にいいサプリ」や「健康グッズ」を試そうとする方がいますが、これは家で例えるなら、散らかったゴミ屋敷に、新しい「掃除道具や収納家具」を買って、無理やり整理整頓した気になっているだけようなものです。
ゴミで溢れた部屋にさらに物を足しては、余計に狭くなって生活しづらくなるだけですよね?
体も全く同じです。
今のあなたに必要なのは、何かを「足すこと」ではありません。 負担になっているものを「引くこと(捨てること)」です。
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暴飲暴食をやめて内臓を休ませる
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睡眠不足というゴミを溜めない
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無理な姿勢やストレスを減らす
まずは、体の中に溜まった「燃えやすいゴミ」を片付けること。
そうすれば、多少の火種が飛んできても、ビクともしない「燃えにくい体」に戻っていきます。
さいごに
「異常なし」と言われたけれど、痛いものは痛い。
それは、あなたの体が「もうゴミがいっぱいで、ボヤが起きているよ!」と必死に教えてくれているサインです。
当院では、今起きている火事(痛み)を消火するのはもちろん、その後の「大掃除(根本改善)」までしっかりサポートします。
あなたの体を「安全で住みやすい家」に戻すお手伝いをさせてください。
一人で悩まず、まずはご相談くださいね。