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変形性膝関節症

変形性股関節症(膝OA)とは?

変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)は、膝関節の軟骨が摩耗し、炎症や関節の変形を考えると慢性疾患です

発症率は60歳代で30~40%、70歳代で40%~50%、80歳代では60%、特に女性に多く発症し、加齢や肥満、関節への長年の負担が主な原因とされています(女性の方が男性よりも1.5倍~2倍多い)

自覚症状がある患者数が1000万人おり、無症状(レントゲン画像で変化あり)を合わせると3000万人いると言われています。

 

※変形性関節症の類似疾患

・関節リウマチ・結晶性関節炎(痛風)・化膿性関節炎・外傷(靭帯損傷など)

変形性膝関節症の概要

変形性膝関節症の発症には、加齢、関節の長時間使用、体重増加、筋力低下など複数の関与が関与します。

1. 加齢による軟骨の摩耗

  • 加齢とともに関節軟骨の柔軟性が低下し、摩耗しやすくなります。
  • 軟骨の修復能力が低下し、摩耗が進むと関節の骨同士が直接こすれ合い、痛みを考える。

2. 体重増加(肥満)

  • 膝関節は体重を支えており、体重が増えて膝への負担が大きくなります。
  • 体重が1kg以上と、膝関節には約3~5倍の負荷がかかります。

3. 筋力の低下(特に大腿四頭筋の停止)

  • 膝を安定させる役割を持つ大腿四頭筋(ももの前側の筋肉)が弱ると、関節への負担が増加します。
  • 筋力低下

4.外傷や関節の長時間な使用

  • 過去の膝のケガ
  • スポーツや仕事で膝を酷使してきた人は、関節の摩耗が早まる。

5. 遺伝的要因

  • 家族に変形性膝関節症の人がいると、発症リスクが高くなることがあります

変形性膝関節症の症状と重症度

変形性膝関節症の主な症状

症状は軽度→中等度→重度へと進みし、以下のような経過をたどります。(進行状況によってグレードⅠ〜Ⅳに分類される)

 初期(軽度)

  • 膝のこわばりや違和感を感じる(特に朝起きた時や長時間座った後)。
  • 歩き始めや階段の上り下りで軽い痛みを感じます。
  • 安静にすると痛みが軽減します。

 進行期間(中等度)

  • 膝の痛みが持続し、日常生活での動作が困難になります。
  • 関節の可動域が狭くなり、膝の曲げ伸ばしがしにくくなる。
  • 関節の腫れや水がたまる(関節水腫)ことがある。

 末期(重度)

  • 軟骨がほぼ消えて、骨同士が直接ぶつかることで強い痛みが出る。
  • 歩行が困難になり、杖や補助器具が必要になることも。
  • 関節の変形が目立ち、O脚やX脚になることがある。

神経と癒着による痛みの悪化

※日本整形外科学会HP引用

膝痛に限りませんが、関節が痛い場合は必ず痛みを感じる神経が関与しています。それを自由神経終末と呼びます。

自由神経終末には、「機械的侵害受容器」と「ポリモーダル受容器」の2つがあり、機械的侵害受容器は鋭い局所の明確な痛みに作用し、膝痛などの鈍く疼くようなはっきりしない痛みはポリモーダル受容器による作用で痛みを感じる傾向があります。

自由神経終末は炎症した部位に入り込むため、炎症した部位は痛みを感じやすくなり、膝関節に炎症が発生して、炎症部の神経・血管が増加し、癒着や瘢痕化し、疼痛部分の圧が増加して痛みが感じやすくなります。

正常な膝関節は圧が加わると圧分散が行われるが、瘢痕化した組織では圧分散が行えず、痛みを感じやすくなります。

整体で痛みは改善できるのか?

前提として、"変形してしまった関節を治す事"はできません。
中等度〜末期(重度)まで悪化している場合は、オペによる人工関節手術が必要になる場合があります。当院の考えとしては、膝関節の変形による痛みが重篤化している場合は、早めの人工関節への置換は適切な判断だと考えています。
 
ですが、手術に対してどうしても不安があり、前向きに考えられない方も多く、状態によっては痛みはあってもすぐに手術という選択にならないケースもあります。その場合痛み止めやブロック注射などの化学療法に頼るしかないのですが、効果としては残念ながら限定的です。
 
当院の"慢性痛改善プログラム"がお力になれるかもしれません。具体的なアプローチについて後述していきます。

膝痛を改善する為の考え方

膝関節は股関節、足関節に挟まれた中間関節であり、3つの関節はお互いがバランスを取りながら運動を行います。

膝に痛みがある場合、股関節(座り過ぎなど)や足関節(捻挫など)が硬くなり、動きが悪くなることで膝関節に負担が集中し、膝関節周囲の結合組織(筋膜/靭帯/関節包など)に炎症が起き、痛みを発症させます。

膝痛を改善させる為には、股関節と足関節の正常な動きを促し、膝関節は炎症後の癒着(ゆちゃく)や瘢痕化(はんこんか)を改善させる必要があります。

膝蓋下脂肪体

変形性膝関節症の痛みの原因でまずあげられるのは、膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)です。

膝蓋下脂肪体は膝蓋骨の下にある組織で、主に膝関節の曲げ伸ばしを効率よく動かすために存在しているクッションの役割をしている脂肪層です。

膝関節を伸ばす時(伸展)に脂肪体はクッションの役割と大腿四頭筋の筋力を効率よく発揮するために前方、内側、外側に出てきます。

それに対して、曲げる時(屈曲)は膝蓋骨の下と膝関節の中に入り込み、膝関節への衝撃を緩和する。

膝蓋下脂肪体が原因の場合、膝のお皿の下が痛くなったり、膝を曲げるとお皿の奥が痛くなったりすえう事が多いです。

膝蓋下脂肪体が硬くなる原因は、肥満などの体重過多、スポーツによる関節への負担、変形によるメカニカルストレスなどが考えられます。

この膝蓋下脂肪体に対しては、関節の柔軟性を高める調整が可能で、施術にて痛みの減弱が期待できます。

軟骨のすり減り

関節には必ず骨を覆う関節軟骨が存在します。

膝関節の軟骨は厚さ3~5mmと、とても薄い構造ですが衝撃を和らげたり、関節の曲げ伸ばしの際に摩擦を防いだりするのに重要な役割があります。

関節軟骨は非常に滑らかで、摩擦係数が0.05~0.02程度と言われています(氷が0.1でガラスが0.9のため、圧倒的に摩擦が少ない)

一方で変形性膝関節症では軟骨が存在しないことが多々認められており、なぜ氷よりも摩擦が少ないと言われている軟骨がすり減ってしまうのか?そのメカニズムを解説していく必要があります。

・膝関節では、以下の順序で軟骨がすり減っていきます

①脂肪体が硬くなる→②膝蓋骨を下に牽引する→③膝蓋骨と大腿骨の関節面が衝突する事により大腿骨関節軟骨に傷ができる→④大腿骨の関節軟骨と脛骨の関節軟骨が擦れ合い脛骨の関節軟骨がすり減るという順番で悪化していきます。

一度すり減ってしまった軟骨を元に戻す事ができませんが、脂肪体が硬くなると膝関節前面にある膝蓋腱が浮き出なくなります。なるべく変形の初期の段階で、この異常に気付き対処することが、変形性膝関節へと悪化させないポイントになります。「お皿の下が痛い」、「お皿の奥の方が痛い」と感じている方は早急に対応される事をおすすめ致します。

血流の改善

前述した通り、関節の変形は治す事はできませんが、関節を治せない=痛みが改善できない

わけではありません。適切なアプローチをする事で十分回復を望む事ができます。

 

まず慢性的な痛みが悪化する原因は、全身の血流不全です。

血流の悪化は、関節軟骨や周囲の組織(骨・筋肉・滑膜など)の栄養供給を低下させ、炎症や変性を加速させる要因となります。特に末梢の血流が悪くなると、組織の修復能力が低下し、股関節の変性が進行しやすくなります。

 

背骨や骨盤の調整 疼痛部位の周囲の骨格筋へのアプローチをおこなう事によって、股関節周囲の組織への血流が回復し痛みが軽減していきます。また、血流の改善は関節の変形の進行を遅らせる事に寄与します。

当院では、ただほぐす、伸ばすわけではなく、解剖学に乗っ取った適切な圧によるアプローチをおこなって回復を目指します。

まとめ

ひとえに変形性膝関節症といってもその痛みのすべてが関節の変形(病理)が原因で起きているわけでは無い事はご理解いただけたでしょうか?

繰り返しになりますが、器質的(病理を含む)な疾患は、整体で介入する事はできません。その為、痛みや痺れなどの症状が発現した場合、必ずまず医療機関の受診を優先してください。

ただ、慢性的な痛みの殆どは、筋肉や骨格の問題によって起きていることも事実です。

「安静にして様子を見てもなかなか改善しない」

「痛み止めや注射などの治療を試してみたが芳しくなかった」

「まだ手術するほどではないと言われた」

というお悩みをお持ちの方は、この記事の内容をぜひ参考にしていただき、一歩踏み出していただきたいと思います。

【膝痛】軟骨がすり減り歩けないほどの右膝の痛みが改善!

T様 74歳女性

※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。

下記の文面はインタンビューの内容を元に、読みやすく文章を再構成しております。

当院にご来院されるまでどんなお悩みがありましたか?

右の膝が痛くて、歩くのもとても苦痛でした。階段の上り下りが特にできなくて、大変困ってました。

その辛かった痛みに対してどのようなことをされてきましたか?

整形外科で診ていただいて、手術するほどではないから、筋肉をつけるしかないと言われました。整体しかないかなと思い、友人の紹介でこちらに伺う事になりました。

当院の施術を受けてみてどうだったですか?

今大体回数としては、15〜16回くらいですかね。おかげさまで大分楽になりまして、階段も普通に登ったり降りたりができるようになりました。今は週一の体操教室と水中ウォーキングや泳ぐ事、とにかく身体を動かす事を優先しています。4月から、月3回ゴルフも再開して、やっても特に痛くならないので、多少痛みが気になっても我慢して、とにかく身体を動かそうという事でやっています。

同じような症状で悩んでいる方に向けて何かメッセージをお願いいたします。

自分でやるしかないのでね、とにかく意思をもって身体をしっかり動かす事が大切だと思います。先生のおかげです。有難うございます。

お困りなら是非一度ご相談ください

私にお任せください

HPをご覧いただきありがとうございました。

あなたのお悩みに少しでもお力になれたでしょうか?

ここであげた原因や対処法はほんの一部です!

当院では、慢性的に続く不調の根本的な改善を専門に施術をおこなっております。

慢性的な不調(腰痛、坐骨神経痛、肩こり、膝の痛みなど)は、元は同じ原因から起きている事が大半です。

日々の生活習慣や身体のクセによって、正しい状態から歪んでしまう事で、身体の循環(血行や神経の流れ)が悪くなって問題が起きてしまいます。それが、腰が痛くなったり、膝が痛くなったり、たまたま違う場所に不調が出ているだけなのです。

神経や血液の通り道を解放し、身体の『循環』を正常にし、慢性痛を回復に導きます

不調の原因は十人十色で人それぞれ違います。もし少しでも不安な事があって、自分では分からないというお気持ちがあれば遠慮なくお電話ください!

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