タイプ別に腰痛を考える重要性

腰痛の原因は本当に「腰」だけ?タイプ別に考える根本改善の視点
「腰痛」は、多くの人が一度は経験すると言われている身近な不調です。
かつてはご高齢の方に多い印象がありましたが、最近では10代・20代といった若年層の方にも腰痛が増えており、まさに“現代病”の一つとも言えるかもしれません。
それだけに、「腰が痛い」と感じたとき、原因や対処法について悩む方も多いのではないでしょうか。
腰痛の原因はひとつじゃない
「腰痛」と一言で言っても、その原因は非常に多岐にわたります。
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筋肉の緊張
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背骨や骨盤の歪み
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神経の圧迫(坐骨神経痛など)
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椎間板ヘルニア
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脊柱管狭窄症
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内臓の疲労や反射的な緊張
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ストレスや自律神経の乱れ
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さらには、大動脈瘤やがんなど、重大な病気が隠れていることも…
実際、「腰が痛い=腰の筋肉が悪い」と単純には言い切れないのです。
まずは病院受診を優先すべきケースも
当院にも多くの腰痛の患者さまが来院されますが、中には「まず医療機関での検査が必要な状態」の方もいらっしゃいます。
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痛みが日に日に強くなっている
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足に力が入らない、しびれが広がってきた
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夜間も痛くて眠れない
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発熱や体重減少を伴っている
このようなケースでは、まず整形外科や内科での受診を強くおすすめしています。
我慢することで症状が悪化することもあるため、まずは「安心のための検査」が大切です。
腰痛を“本当に改善”するために必要なこと
「腰が痛い」と感じたとき、多くの方が「とりあえずほぐしてもらおう」と思われるかもしれません。
確かに、整体やマッサージで筋肉を緩めたり、関節を動かすことで、一時的に楽になるケースもあります。
しかし、現実には「何度通っても、またすぐ戻ってしまう」「その場は良くても、根本的に変わらない」というお悩みも多いのが現状です。
当院に来院される方の中にも、「いろいろな治療を試したけれど、いまだに痛みが取れない」という方が少なくありません。
こういった場合に重要なのは、“腰をほぐす”だけで終わらせないこと。
なぜそこに痛みが出ているのか?
身体全体の使い方や生活習慣の中に、見落とされている原因が隠れていないか?
そういった視点を持って、“根本からの腰痛のタイプ”を見極めていくことが非常に重要です。
腰痛のタイプとは?
腰痛には、「筋肉の緊張タイプ」「関節の動きの制限タイプ」「神経性のもの」「内臓反射によるもの」など、いくつかの分類があります。
そして、それぞれのタイプに合わせた対処法をとらなければ、いくら整体やマッサージをしても、改善にはつながりにくくなってしまうのです。
まとめ:まずは“自分の腰痛タイプ”を知ることから
腰痛を改善したいと本気で考えるなら、
「その痛みがどこから来ているのか?」
「どんなタイプの腰痛なのか?」を知ることが、根本改善の第一歩になります。
次回のブログでは、「腰痛のタイプ別の特徴と見分け方」について、わかりやすくご紹介していきます。
「自分の腰痛はどのタイプ?」と思われた方は、ぜひ続けてチェックしてみてくださいね。
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