末梢血流の低下について

血流が悪いと“痛み体質”に?血糖値の乱れが引き起こす悪循環とは
「朝起きると腰が痛い」
「長く立っていると脚が重だるくなる」
「最近、身体が冷えやすくなった気がする」
こうした悩みを抱えている方、それは単なる筋肉疲労や年齢のせいではないかもしれません。
実はこうした不調の根っこには、血流の悪化=酸素不足が関係していることがあります。
そしてこの“血流の悪さ”を引き起こしている大きな原因の一つが、血糖値の乱れなのです。
今回は、「血流が悪くなると身体に何が起こるのか?」「血糖と痛みがどうつながっているのか?」を、わかりやすく解説します。
血流が悪いと、酸素が足りなくなる?
私たちの身体は、血液によって酸素や栄養が全身に届けられています。
この酸素が筋肉や神経にしっかり届くことで、身体は正常に働き、疲労も回復しやすくなります。
しかし、血の流れが悪くなると、筋肉や神経が“酸欠状態”になってしまうのです。
その結果として、
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筋肉が硬くなってガチガチにこわばる
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神経が過敏になり、ピリピリとした痛みやしびれが出やすくなる
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身体が常に「痛みを感じやすい状態」になってしまう
こうした悪循環が、知らないうちに進行している可能性があります。
特に、腰・背中・ふくらはぎといった部位は血流が滞りやすいため、朝のこわばりや長時間同じ姿勢でのだるさが出やすいのです。
なぜ血糖値の乱れで血流が悪くなるのか?
一見、血糖と血流は別の問題のように思えるかもしれません。
ですが、血糖値が高い状態が続くと、血液が“ドロドロ”になってしまい、サラサラと流れにくくなります。
特に血糖値が高いと、
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赤血球が変形しにくくなり、細い血管に入りづらくなる
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炎症物質が増え、血管が傷つきやすくなる
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血管が硬くなり、血液を送る力が弱まる
といったことが起き、結果的に「血がめぐらない=酸素が届かない」状態が慢性化します。
この血流障害は、筋肉の疲労回復を妨げ、神経の働きを狂わせ、**慢性的な痛みやこりの“温床”**となります。
こんな症状がある方は要注意!
・朝起きたときに腰が伸びにくい
・立ちっぱなしで脚が重だるくなる
・ふくらはぎが常に張っている
・慢性的に背中や腰が固まりやすい
・ストレッチや施術をしてもすぐ戻る
こうした方は、血流不良による酸素不足が関与している可能性が高いです。
そして、その背景には「血糖値の乱れ」や「食生活の影響」が隠れているかもしれません。
まとめ:血糖値を整えることが、痛みを減らす第一歩
血流が悪くなると、身体のあちこちに“酸素と栄養が届かないエリア”ができてしまいます。
そこに負担がかかり続ければ、やがて慢性的な痛みやしびれとして現れるのは、ある意味当然ともいえます。
だからこそ、筋肉や骨だけを見るのではなく、**「血のめぐり」「血液の質」**にも注目することが大切です。
そしてその大元にあるのが、血糖コントロール=血糖値の安定です。
当院では、整体だけでなく、栄養・血糖・血流の視点から、慢性的な痛みに根本から向き合うサポートを行っています。
「何をしてもよくならない」「原因がわからない」
そんなお悩みがある方こそ、一度“血のめぐり”という視点を取り入れてみてはいかがでしょうか。
伊那市・上伊那周辺で腰痛・坐骨神経痛にお悩みなら
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