外反母趾は、足の親指(母趾)が外側へ曲がり、つけ根の関節(MP関節)が内側に突き出してくる状態を指します。
見た目の問題だけでなく、歩くたびに痛みが出たり、足裏の疲労、膝・腰への負担にもつながることがあります。
・親指の付け根の骨(第1中足骨)が内側に開く(内反)
・親指そのものが外側へ向く(外反)
この2つが同時に起こることで、MP関節が内側に飛び出して見えます。
足には「内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ」という3つのアーチがあり、体重の分散・衝撃吸収・歩行の安定に欠かせません。
合わない靴、筋力低下、歩き方のクセ、長年の疲労などでアーチが潰れると、足の骨に余計な力がかかり、外反母趾が進行します。
痛みが出るのは、
・アーチ機能が低下し、足のクッション性が失われる
・足裏や親指の筋肉に過剰な負担がかかる
・関節や腱が炎症を起こす
といった理由があります。
虫様筋、母趾外転筋、腓骨筋、後脛骨筋など多くの筋肉が関係しており、
これらが弱る・固くなることでも痛みが起こります 。
軽度:20〜30°
中等度:30〜40°
重度:40°以上(手術を検討)
軽度〜中等度の場合、足の使い方や筋バランスの改善で痛みの軽減が期待できます。
外反母趾というと「親指が曲がっているだけ」と思われがちですが、実際には足全体のバランスが深く関わります。
足底腱膜の緊張やウィンドラス機構など“歩くための仕組み”が正しく働かないとアーチが崩れやすくなり、結果として骨への負担が増えます 。
外反母趾の原因は、一般的には
足の形(遺伝)
靴の影響
加齢による靱帯の弱化
が中心とされています。
しかし近年では、
・血糖値の乱れ
・AGEs(終末糖化産物)
・慢性炎症
など 全身の代謝環境が腱・靱帯・関節の質に影響する可能性 も指摘されています。
特にシニアの女性では、
ホルモンバランスの変化や食生活の乱れが靱帯の強度や炎症に影響するため、
「足だけに原因があるとは限らない」ことも視野に入れておく必要があります。
当院では、
足だけでなく“身体全体の状態”を整えることで痛みの予防・進行予防につながる
と考えています(※現時点では研究途上の仮説も含まれます)。
1)足部の調整
2)股関節の調整
3)運動療法
の3つです 。
変形そのものを治す事はできませんが、
「痛み・疲労・歩きにくさを軽減し、進行を抑えること」を目的にしています。
外反母趾は足の形だけでなく、アーチの崩れ、筋力のアンバランス、生活習慣の影響などが複合して起こります。
あなたに合った原因は、実際に足の状態を評価しなければ分かりません。
足の痛みや外反母趾が気になってきた方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの足の状態に合わせた最適な改善の道筋をご提案いたします。
HPをご覧いただきありがとうございました。
あなたのお悩みに少しでもお力になれたでしょうか?
ここであげた原因や対処法はほんの一部です!
当院では、慢性的に続く不調の根本的な改善を専門に施術をおこなっております。
慢性的な不調(腰痛、坐骨神経痛、肩こり、膝の痛みなど)は、元は同じ原因から起きている事が大半です。
日々の生活習慣や身体のクセによって、正しい状態から歪んでしまう事で、身体の循環(血行や神経の流れ)が悪くなって問題が起きてしまいます。それが、腰が痛くなったり、膝が痛くなったり、たまたま違う場所に不調が出ているだけなのです。
神経や血液の通り道を解放し、身体の『循環』を正常にし、慢性痛を回復に導きます
不調の原因は十人十色で人それぞれ違います。もし少しでも不安な事があって、自分では分からないというお気持ちがあれば遠慮なくお電話ください!
※当院では、根本改善を目的とした施術を行っております。
初回はカウンセリング・検査・施術を含めた体験価格でのご案内です。
ご不明な点や、質問などでも大丈夫ですので是非お気軽にご相談ください。
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